さんななメモ記録

備忘録を中心に書いていきたいな…と

ご報告

スマホが車に轢かれて死にました。

f:id:VVVF3700:20210131115145j:plain

芸術的なまであるクモの巣です。

もちろん画面はつかない。

そして電源もつかない。

ということはPCにつないでも無反応。

.......

まぁ元々4月に買い換えるつもりだったし?

1度画面割ってて新品交換してるとはいえ4年1ヶ月も使ってるし?

............

バックアップはだいぶ前から取ってない。

レンズ買おうと思ってたのに無駄な出費。

........................

f:id:VVVF3700:20210131115329j:plain

 

何故こうなったかというと

まず色々あって久留米高校前駅に原付を駐車。そして乗って帰るために朝6時に送迎してもらいました。

その後羽犬塚7時の出庫列車の出庫点検を見学し7時半頃、いざ羽犬塚駅を出発。

帰る前に1380Mを撮るため南瀬高へ向かってたのですが、道を間違えたので筑後船小屋駅から西へ1kmほどのところに停車してスマホでナビを見て軌道修正。そして上着の右ポケットへ。

これがスマホを最後に使用した記憶です。

その後7時55分ごろに南瀬高へ到着。

ここで異変に気付く。スマホがない。

鞄をひっくり返してもない。

とりあえず電車は待ってくれないので撮影。

f:id:VVVF3700:20210131120016j:plain

1380M FO123+FM1514

1/4光線ですがこれもカッコいい。とか言ってる場合ではなく大焦り。

本当はこの後、荒尾で404の4093を撮りたいのに…と思いつつ北上。

急いできた道を戻ると瀬高駅付近の道のど真ん中に落ちてました。スマホの形を維持して裏返ってるので無事かな。と思いましたが手に持つとクモの巣。

はい終わり。

 

その後は生きた心地がしないまま熊本へと戻りました。

 

f:id:VVVF3700:20210131120347j:plain

2325M FM1517

何故か荒尾で2325Mを撮ってますが。

f:id:VVVF3700:20210131120514j:plain

03-137

そして何故か堀川で電鉄を撮ってます。

f:id:VVVF3700:20210131120548j:plain

6231A

気が狂っていたのか30分後も撮りました。

 

携帯屋行ってこようと思います。

2019年11月 クモヤ443九州検測

クモヤ443の九州検測は通常、2月頃と7月頃に実施されるのですが何故か11月に検測。そして何故か西部だけ。詳細は分からないのですが、今年は豪雨で夏の検測の一部が中止に。そのため再度九州の西部のみ検測されることになったようです。

いつもならTwitterでサラッと報告して終わりなのですが変則パターンの検測となったため二度とない記録になるであろうことと、普段では撮影できない?福岡地区でのバルブができたので、ここでネットの海に撒いてまとめておこうと思います。列番もダイヤ情報に載っていたもののため不正確な場合がありますがご了承を。

 

今回の検測は11月21日(木)から11月25日(月)の5日間。

11月21日(木)

下関を10時過ぎに出発し、いざ九州へ。

下関~黒崎 試9133M

黒崎~飯塚 試9625H

飯塚~黒崎 試9624H

黒崎~南福岡 9137M

南福岡15時半頃着。

福北ゆたか線の中でも筑豊本線だけを検測するという珍しいパターン。いつもとは全然違う時間帯に走ったようです。

 

11月22日(金)

この日は夏に回送途中で大雨で運休になってしまった筑肥線検測。全部やりなおしだったので普段と全く同じ。

 

回9123レ~回9871レ 

DE10 1206+クモヤ443 肥前

筑肥線へ行くには非電化の唐津線を経由しなければならないため、南福岡からDE10牽引で西唐津まで回送されます。大学が午前休みだったので九州3年目にしてやっと撮れました。

f:id:VVVF3700:20191126004917j:plain

ちょっと先で九州から出ることのなくなった箱入り娘、415-1500と並びました。

f:id:VVVF3700:20191126005612j:plain

この後は筑肥線を順調に検測。試9362C~試9363レ

回9872レ~回9122レで南福岡へと帰ってきました。

バイトがなかったので夜の部も大学終わった後に直行しました。

電じゃ間に合わないのでひのくに号で行きましたが交通集中で渋滞しており間に合わない時間に… 二日市で電に乗り換えてなんとか間に合わせました。

f:id:VVVF3700:20191126005417j:plain

415の連結作業中に5番線へ入線。手前の415がFO507で全車国鉄車なのに東、西、九州の車が並ぶという光景に。

f:id:VVVF3700:20191126005550j:plain

反射板がついた姿が特徴的ですが連結器は連結していないほうも密着連結器に変えるんですね。

f:id:VVVF3700:20191126005840j:plain

11月23日(土)

待望の来熊。そして珍しく土日にやってきました。

その前に前座。

1071レが前日の名古屋地区人身により6時間遅れ。起きたときには既に玉名で無理だろうな…と思いつつ原付を飛ばしたら植木で運転停車

なんとか間に合いました。

1071レ EF81 303

f:id:VVVF3700:20191126011523j:plain

試9122M~試9123M

植木にて。

今回は何といっても検査出場から一ヶ月経たずに来九してくれたのでグレー床下が眩しいです。個人的には黒床下より好きです。

f:id:VVVF3700:20191126010307j:plain

試9125M

西里ストにて。

ずっとここで撮りたかったのですがいつも天気が悪かったんですよね。低い光線の時期に来てくれた上にバッチリ晴れて尚且つ綺麗なグレー床下。大満足です。

f:id:VVVF3700:20191126010457j:plain

熊本からは豊肥本線へ。

試9433M

熊本~平成

まぁよく間に合ったな。って感じです。レンズ変える時間はなかったですが。

f:id:VVVF3700:20191126010700j:plain

試9434M

悲しいことがありました。

 

しょげたので追っかけは終わりです。この後順調に鹿児島まで検測したようです。

 試9325M~おれんじ~試9129M

 

11月24日(日)

鹿児島から長崎まで検測。

せっかくの前パンでしたが大雨で家から出れず… 数時間後にはバリ晴れでさすがにキツかったですね。

 

試9134M~おれんじ~試9140M~試9831M

 

11月25日(月)

最終日は長崎県佐賀県のやり残した区間を一気に検測。

長崎~肥前山口~ハウテン~佐世保~下関と欲張りコース。

試9832M~試9941M~試9252M(ハウテン-早岐)~試9949M(早岐-佐世保)~試9956M~試9926M(早岐-鳥栖)~試9134M~試9928M(門司-下関)

そのため長崎を朝10時に出ているにも関わらず博多地区には19時過ぎの到着。

 

 大学が4限まででしたが研究室だったのでさっさと終わらせて2354Mに乗車。

試9926M

鳥栖にて。

立ち食いそばに国鉄特急型の姿をした列車。いまではこの車両だけ。後ろが乗ってきた415でホームには吊さげの特急乗車位置。懐かしい風景です。

f:id:VVVF3700:20191126012114j:plain

以下試9134M

南福岡にて。

連結作業中に追いつかれました。

f:id:VVVF3700:20191126012533j:plain

箱崎にて。

これが撮りたかった!大きな屋根のある箱崎駅、検測用ライトで照らされてとても明るかったです。床下も目立って来た甲斐がありました。

f:id:VVVF3700:20191126012604j:plain

福間にて。

一旦吉塚まで戻り上りの快速に飛び乗り。さすがにそこまでして追っかける人は他におらず。

運転停車のため2分間、本線の1番線に停車していました。

反射している信号機の右側が本線ですが停止現示。

古賀でソニックの待避してきたのですが後続に古賀待避の普通がいるため追い出されたものの、先にも普通赤間行きがいるためここで時間調整したようです。

f:id:VVVF3700:20191126012740j:plain

 

以上、5日間の記録でした。

 

クッソ久しぶりにブログ書いたな

うどんの国の元黄色電車 700形編

車両の紹介は最後となります。

今回は製造時から先頭車である700形を紹介します。

 

在籍する車両は721編成と723編成の2本のみ。

しかしどちらも名古屋市交通局時代は別形式というややこしさ。

ご覧の通り並ぶと方向幕や車高などの差異が目立ちます。

f:id:VVVF3700:20190517000555j:plain

 

編成表

f:id:VVVF3700:20190517000359j:plain

 

721編成

志度線車両なので+20付番のトップナンバーで721編成となっています。

元は名城線用1200形の先頭車両、1209号車と1210号車で平成12年11月21日に竣工。

志度線へと配属されています。

名城線の黄電は初めから方向幕を装備しており、この車両をもれなく貫通扉上に名古屋時代からの方向幕を装備しています。

HMステーは両側に装備。

f:id:VVVF3700:20190517000530j:plain

723編成

721編成に比べるとレトロ電車館*1に保存されている100形に近い印象を受ける、元東山線用300形を改造した車両。

東山線時代は行先板を使用していたため、ことでん移籍に際し、車掌側窓に京王3000形の方向幕を設置。

平成10年11月21日 701編成として竣工。

ことでん移籍時は長尾線へ導入されましたが、平成19年に志度線へ転属。

付番法則に則り、723編成へ改番されました。

この車両を見たときは本当にレトロ電車館の電車が走っとる…と感動したものです。

f:id:VVVF3700:20190517001202j:plain

シンプルに纏められた運転台は今も健在。

f:id:VVVF3700:20190517001743j:plain

723編成は名古屋市交通局からことでんへ移籍車両で最古参。

今年、2019年で登場から50年が経ちます。

f:id:VVVF3700:20190517002044j:plain

以上4回に渡り、名古屋市交通局からことでんへと移籍した28両を紹介してまいりました。

今回まではことでんの形式から見てきましたが、次回は名古屋時代の形式から、高松を走る元黄電の写真を交えつつ見ていきたいと思います。

*1:日進工場に併設された名古屋市交通局の博物館

うどんの国の元黄色電車 600形(元名城線1000系)編 その2

書こうとは思ってるんですけどね…

半年経ってしまいました。

 

今回は元名城線グループの600形でも志度線で活躍中*1の車両たちのご紹介。600形についての詳細は過去記事をご参照ください。

 

志度線所属車の経緯は表の通り、1800形として導入された車が集中配置されています。

志度線グループの600形には620番台が付番されているため631編成については改番が行われています。

f:id:VVVF3700:20190516231345j:plain



 

625編成

平成11年6月19日に竣工し、名城線時代は625号車が1801号車、626号車が、1802号車を名乗っていました。

交通局時代の組成のうち先頭車は福鉄602号車に、他の中間車は琴平線603編成になっています。

沿線に屋島の戦いが行われた屋島古戦場があることから、ことちゃん源平号として活躍しています。

両側にHMステーがありません。

f:id:VVVF3700:20190516162306j:plain

627編成

平成11年11月20日に竣工し、名城線時代は627号車が1803号車、628号車が、1804号車を名乗っていました。

交通局時代の組成のうち先頭車は福鉄610編成、他の中間車は琴平線605編成になっています。

2018年まではきむらの広告を纏っていましたがいつのまにか撤去され、特に特徴のない車に。

628号車にはHMステーがありますが627号車にはありません。

f:id:VVVF3700:20190516163627j:plain

629編成は東山線車両なので飛びます。

631編成

平成12年11月22日に竣工。

この車両は当初、長尾線へ配属され611編成を名乗っていましたが、先述の18m対応により志度線へ転属。611-612→631-632で631編成となりました。

名城線時代は631号車が1809号車、632号車が、1810号車を名乗っていました。

この編成も数少ない6両まるごと移籍してきたグループです。

631編成は両側にHMステーがありません。

f:id:VVVF3700:20190516164132j:plain

 

今回から編成表を作成しました。

過去の記事も修正ついでに編成表を追加し、今回の書式に統一する予定です。

さて、次回は700形のお話。

*1:2019.5現在

うどんの国の元黄色電車 600形(元名城線1000系)編 その1

本題に入る前に…

ことでんに在籍する車両に1080形という車両がおり、ことでんに来る前は京急で1000形として活躍していた車両です。

来年60周年を迎えるとのことでクラウドファンディングで還暦の赤プロジェクトとして復刻ラッピングの募集をしていましたが逆転劇を見せ、無事に達成となったようですね。たまたま当該の1081号車を撮っていました。

f:id:VVVF3700:20181222004646j:plain

しかししかし!!!ことでんの車両は京急だけじゃないです。

いつか黄電が日の目を浴びる日が来ないかなぁ…と思いつつ。。。

 

~~~~~ここから本題~~~~~~

 

今回からは名城線から移籍してきたグループを解説していきます。

 タイトルは名城線の各種から改造が行われているため、名城線の黄電の総称である1000系としています。

 

 

名城線グループの特徴としては東山線車に比べ背が低いですことですがこれは東山線が2重屋根(屋根肩通風口)であるのに対し、名城線は1重屋根(屋上通風器)であったためです。車両寸法が違うことは図面からもわかります。(名城線は3340mm、東山線は3370mm)f:id:VVVF3700:20181222012933j:plain

屋根上を見ても違いが判ります。

左が東山線車両、右が名城線車両ですが東山線車両の方が上へ飛び出しており、側面から屋根にかけての丸みも違います。

f:id:VVVF3700:20190516160246j:plain

 

こちらのブログに図面が載っているので参考に載せておきます。


odoriba96.exblog.jp

名古屋でこの顔は東山線の5000形のみであったため、名城線の車高でこの顔は少し違和感があります。

また、名城線の600形は全車両が中間改造のためゴム支持窓で幕も外側にコード読み取り機が飛び出ているものになっていますが、改造直後は京王3000形廃車発生品の小さなものがついていたことがあったようでネットに写真も上がっています。

 

 

名城線グループは東山線グループに比べ転属があったため複雑な経歴を持っています。

名城線グループは6両編成3本、計18両のうち14両を譲受しています。

また他の4両も福鉄に再就職しており、ことでんに来た編成は全車両が見事国内へ再就職しています。

 

f:id:VVVF3700:20190516231710j:plain

 

初めは琴平線で活躍する603編成と605編成。

朝ラッシュは絶えず18m車が4両で走っている琴平線、さすがに15mでは輸送力が足りず、朝ラッシュの一宮~高松築港の固定ダイヤでのみ活躍し、昼間と土日は一切動かない車両となっていますが、毎年高松サンポート花火の際には夜の増発にも駆り出されています。

固定ダイヤは

仏生山→回送→一宮7:42発→高松築港8:06発→仏生山8:33発→高松築港8:52発

の2往復のみ。

 

この2編成は元々長尾線で活躍していましたが、長尾線の18m対応により平成23年琴平線へと転属しました。

黄色い車体が名古屋時代を彷彿とさせますが名城グループなので背が低いのが残念なところ。

 

603編成。平成11年6月19日に竣工し、名城線時代は603号車が1615号車、604号車が、1901号車を名乗っていました。

この車両たちは名城線時代には志度線の625編成と同じ組成(1201編成)を組んでおり、その中の4両目と3両目でした。また先頭車は福鉄602号車になっています。

また、603号車は名城線1100形を4連化する際の増結車のため、昭和46年製と名城線グループでは最古参車となっています。

f:id:VVVF3700:20181222002653j:plain

605編成。平成11年11月24日に竣工し、名城線時代は605号車が1617号車、604号車が、1902号車を名乗っていました。

この車両たちは名城線時代は1203編成に組み込まれており、その4号車と3号車で同じ1203編成からは志度線の627編成が組まれており、603編成と似たような経緯を持つ車両です。またこちらの元先頭車も福鉄610編成になっています。

f:id:VVVF3700:20181222002312j:plain

つづいて長尾線所属車。

こちらも朝ラッシュが主な活躍となっています。

 

613編成。平成14年12月7日に竣工し、名城線時代は613号車が1702号車、614号車が、1905号車を名乗っていました。

この車両たちは名城線時代は1209編成に組み込まれており、その4号車と3号車で同じ1209編成からは志度線の631編成が組まれています。また志度線の721編成も同じ編成でした。

603,605編成と異なり改造元が1700形なのは補助電源装置がついていたか、ついていないかの違いでことでん移籍時に差異はなくなっています。

現在唯一の長尾線所属600形となっています。f:id:VVVF3700:20181222001931j:plain

 

意外と長くなってしまったので志度線グループは次回へ続きます。

カブで日本半断 3日目前半 さよなら、ステンレス飯田線

最後のブログ更新から1ヶ月、この旅の記事は2ヶ月ぶりになってしまいましたね。そもそもブログの存在すら忘れかけてましたが…

さて、3日目は快活宇多津店からスタート。向かう先は予讃線複線区間

なんとこの頃は121系が第2編成と第18編成のみとなり、運用が固定され常時混色となっていたのでそちらを狙いに。

まずはサンライズから。

東海地区を夜に通過するため中々撮れないと思っていた列車ですが、最近なにかと撮影する機会が多いですね。

東海の車が来るって点も四国に通ってしまう理由の一つなのかもしれません。

以下 端岡~鬼無

5031M 寝台特急サンライズ瀬戸 高松行き

f:id:VVVF3700:20181108104446j:plain

サンライズの続行で121系が登場。

1年間、何度かこの組み合わせのために来ていましたがやっと撮影でき感無量。

108M 高松行き

f:id:VVVF3700:20181108104802j:plain

その後は時間があったため適当に撮影

7200と7000系列の組み合わせも種類が豊富になってきました。

1216M 高松行き

f:id:VVVF3700:20181108105027j:plain

115系に比べ、全国的に数を減らしている113系

大改造されているとはいえこちらも先は長くないようです。

112M 高松行き

f:id:VVVF3700:20181108105136j:plain

最後はHM付きのマリンで〆。

電連付きのM1編成で気持ちよく撤退できました。

3107M 快速マリンライナー7号 高松行き

f:id:VVVF3700:20181108105307j:plain

121系は2往復あるので次の返しも撮影しに移動。

2000が2両で走っているのはなんとも気が抜けます。

以下 国分~端岡

2004D 特急しまんと4号 高松行き

f:id:VVVF3700:20181108105443j:plain

ライト未交換のR3編成。

ライト交換は改造後にも行われているようですが何故残っているのかは謎。

121系の雰囲気が残っていて好きですけどね。

5120M 快速サンポート高松行き

f:id:VVVF3700:20181108105626j:plain

四国の普通電車といえば119系の兄弟車の121系だと高校生の頃から思っており、なにかと親近感のあった121系。自分にとってこれが最後の撮影となりました。

1226M 高松行き

f:id:VVVF3700:20181108110132j:plain

さて、ここからは毎回恒例、ことでん志度線へ。

この日は一番移動してないだけあり、写真がまだまだあるので後半へ。

 

うどんの国の元黄色電車 800形(元東山線700形)編

さて、今回の車両は少々複雑な経緯を持つ800形*1についてご紹介していこうと思います。

 

正直どういう順で解説していくか迷いますがまずは現状から。

 

800形は現在4両が在籍しており、すべてが志度線に在籍しています。

志度線では2両編成に旧型車の1両を増結し朝ラッシュは3両編成で運転していましたが冷房率100%にするため、長尾線の600形を増結対応改造して冷房車で3連を組めるようにしよう!と作られた車両です。

見た目は600形の窓をゴム抑えとした形ですが、これはことでん移籍時に運転台を設置したためです。

左 600形(東山線車) 右 800形

f:id:VVVF3700:20181010193711j:plain

600形と大きく違うのは機器面で増結車であるため制御機を撤去し、自社の冷房を賄うためにパンタグラフSIVを設置しました。

また偶数車は車両の向きを反転させているため、床下機器の向きも反転しています。

増結車と連結する貫通扉も必要がないため撤去されています。

723号車と連結する様子。大きな貫通路には大きな窓が設置され埋められています。

f:id:VVVF3700:20190516234504j:plain

 

前回、「600形の中には東山線の中間車だった車へことでん移籍時に運転台を設置した車。」が存在すると言いましたが実は現存しておらず、長尾線に在籍していた2編成4両が全てこの800形へと改造されています。

 

f:id:VVVF3700:20190516235114j:plain

 

 

またこの800形が629編成の元中間車たちであり、営業運転では東山線時代の先頭車が中間に挟まれ、元中間車が先頭車として活躍するという奇妙な姿を見ることもできます。(まぁ629号車も元は中間車ですが)

現在、運用途中で切り離すことはなく、日中でも3連で走る姿を目にすることができます。また土日は800形がサイクルトレインに指定され、自転車持ち込み可能な車両となっています。

ペアは毎日変えるわけではなく時々変更されているため、行くたびに組成が変わっていてこれも一つの楽しみです。

 

全編成の外見上の大きな差異はなく、HMステーも全編成に設置されています。

 

801号車、802号車。平成12年7月23日に607号車と608号車として竣工し、東山線時代は801号車が752号車、802号車が、753号車を名乗っていました。(藤が丘側から2,3両目)
昭和48年12月に製造で255,256と合わせて4両連番でした

 801号車 HMステーが取り付けられています。

もちろん名城線の車両とも併結して運行。

この日はきむらラッピングの627編成(名城線元1803,1804)と手を組んで運行。

f:id:VVVF3700:20181010190639j:plain

802号車

方向転換が行われ、パンタグラフを設置。

f:id:VVVF3700:20181010191039j:plain

803車、804車。平成12年7月24日に609号車と610号車として竣工し、東山線時代は803号車が725号車、804号車が、726号車を名乗っていました。(藤が丘側から4,5両目)
昭和46年11月製造で255編成の中では製造年が違うペアでした。

 

803号車

f:id:VVVF3700:20181010191551j:plain

 

804号車

f:id:VVVF3700:20181010192007j:plain

*1:正しくは600形800番台だが本記事では800形と表記する